シーズンの1/3を終えて
こんにちは。2021シーズンの1/3が終わり、試合は1週間空きます。この機会に柏レイソルのシーズン前半戦を振り返っていこうと思います。
まず、柏レイソルのリーグ戦13試合を終えての成績は4勝1分8敗、12得点15失点(得失点差-3)、暫定で15位という結果であります。
はい、普通に残留争いに巻き込まれております。特に3節以降は6試合勝利無し(1分5敗)という苦しい時期。その後ガンバ大阪、大分トリニータ、徳島ヴォルティスを相手に3連勝を達成したかと思えばベガルタ仙台、アビスパ福岡に2連敗、再び降格圏付近に逆戻り…。
今シーズンここまで低調な要因は2つ挙げられます。
①外国籍選手らの合流遅れ
②ビルドアップ能力の欠如
まず外国籍選手はシーズン開始前からMFアンジェロッティ、MFドッジの2名が、シーズン開始後にはFWペドロハウルとDFエメルソンサントスの計4名が加わることが決まりました。ところが政府の緊急事態宣言によって彼らが合流出来たのは4月の下旬、柏は新加入の外国籍選手が4人とJリーグでも最も多かっただけに他のチームより大きめのハンデを背負うことになってしまいました。
ビルドアップについては前々から指摘されてきたことではありますが、今シーズンはオルンガがいなくなったことで自分たちからボールを保持して攻める力を身につける必要がありました。しかし2年間も仕込めなかったことが急に出来るようになるわけも無く、相変わらず得点パターンはカウンターに偏ることに。守備をしっかり引いた相手を崩せないので今季は先制点を取られると一気に苦しくなります。リーグ戦に限定すれば、先制されながら勝ち点を取れたのは横浜FC戦での1ポイントのみ。
ネルシーニョ監督はなんだかんだ最後には結果を出してくるお方なので、最悪の結果にはならないとは思っています(と言うか願っています)。とはいえ現状課題があるのは明らか。来週のFC東京戦ではなんとか修正をして、勝ち点3を取ってほしいものです。