iwaroroのブログ

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2022年の展望(柏レイソル)

まずは柏レイソルのオフの入替をおさらい。
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前線のメンバーは大きく入れ替え。大黒柱のクリスティアーノを筆頭に瀬川祐輔や神谷優太、仲間隼斗などネルシーニョ体制下でも出番を得ていた中堅~ベテランの選手が一斉に退団した。逆にDFラインは主力の慰留に成功。

 

来季の柏のサッカーはブロックを敷き、早いカウンター主体となると予想。


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昨シーズンの終盤は4バックを試す試合が多かったが、編成を見る限り基本は3バックか。4バックを行うにはサイドアタッカーが手薄すぎる。

理想的なゲームモデルは2021シーズン22節の鹿島戦のような試合か。中盤の底で引っ掛けて、一気に相手のゴールまで持っていく。

 

多少キツい体勢でも抜群の身体能力でゴールにたたき込めるドウグラス、スピードと万能性を持つ小屋松知哉、精度の高いキックを持つ中村慶太ら3人は手数を掛けずに攻めるサッカーでも大きな力になってくれるだろう。新戦力と現主力のフィットが上手くいけばそこそこ闘えるようにはなるはずだ。

 

しかし中堅~ベテランの主力がゴッソリ抜けた事で攻撃陣の層は明らかに薄くなった。出来れば即戦力級の中堅をもう少し確保しておきたかったところだが、これ以上の補強は無さそうだ。若手の成長が無いと息切れや手詰まりが目立つシーズンになるのは必至。

 

そしてもう一つの懸念がネルシーニョの手腕。昨年のように「実際の試合内容とコメントの乖離が激しい」「主力選手の不自然すぎる退団」「スカウティング不足の露呈」といったモノが多いと個人的には応援できなくなる。新シーズンで変わった姿が見られればいいのだが…。