iwaroroのブログ

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マッチプレビュー: J1.第1節

2/19(土) 15:00~ @away

対戦相手:湘南ベルマーレ

 

いよいよ2022年のJリーグが開幕する。柏レイソルの相手は湘南ベルマーレだ。昨シーズンは柏が15位、湘南が16位と共に苦しいシーズンとなったが、柏としては昨シーズンの不甲斐なさを振り払うためにもスタートダッシュを成功させたい。

 

柏は先週、ちばぎんカップにてジェフ千葉と対戦。新加入のドウグラスの1点を守りきり、1-0で勝利を収めた。

採用したフォーメーションは3-5-2。展開力のある中村慶太を右WBに起用し、右から攻撃を組み立てる意図があった。

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得点シーンはやはりカウンター。中盤で千葉のパスをカットし、前線の細谷が抜けだしたドウグラスにという形だった。

後半は90分間の試合を殆どしてなかったという影響がモロに出て防戦一方の展開に。攻撃でもボールを奪っても効果的な繋ぎが出来ず、ロングボールで相手ボールにという正直いいとこ無しの試合内容に。それでも千葉の決定力不足にも救われた。

 

湘南のシステムもおそらく柏と同じ3-5-2。近年は保持のクオリティ向上にもトライしているが本来はハードワークをベースとするチームである。千葉よりは前からプレスを仕掛けてくるだろう。ただ、千葉よりはラフなロングボールでも勝算はあるか。1vs1のマッチアップが重要になる。

そして、瀬川祐輔にも触れる必要がある。柏で4年間プレーした瀬川は今季から湘南の一員に。ネルシーニョのサッカーを熟知するアタッカーなだけに、ピッチ上での臨機応変な対応も必要になるだろう。

 

キープレイヤー: E・サントス

柏としては最も警戒しなくてはならないのはウェリントンだ。脈絡なく点を取れるヘディングの強さは驚異。実際昨年の柏戦でも強烈なヘッドで得点を決めている。おそらくマッチアップするのはちばぎんカップにて3バックの真ん中で出ていたエメルソンになるが、彼がウェリントンを抑えられないと厳しくなる。

マッチプレビュー:ちばぎんカップ

日時:2/11 13:00~

相手:ジェフ千葉

 

2022シーズンのスタートを告げる伝統のプレシーズンマッチ。今季のチームを占い、1週間後のリーグ戦に向けてチームの状態を向上させる目的もある。

今季の柏ははっきり言って“期待されていない”。他サポや外野からの評価は補強も今一つ、順位予想でも降格候補に入れる人間の方が多いだろう。圧倒的に低い下馬評を覆すためにも結果と内容が求められる。

 

柏はオフの移籍期間で攻撃陣をガラッと一新。逆に千葉は主力の流出を最小限に抑えた。「積み重ね」という意味ではやや千葉に分があるか。

柏も千葉もインテンシティ(球際や走力)の強さとトランジション(攻守の切り替え)をベースに手堅いサッカーを得意とするチームである。しかし柏は2021シーズン終盤で4-4-2を基本とした保持の改善にも取り組んでいた。おそらくだが試合の序盤は柏がボールを握り、千葉がカウンターを狙う形になるのではと思われる。

試合のポイントは攻撃陣が入れ替わった柏が決定機を作り、仕留めることが出来るかだ。4-4-2を採用した場合、3-4-2-1を用いる千葉とミスマッチが出てくる。攻撃時はいいが守備において対応が1歩で遅れてしまうため、勝負は点を決められるか否かに掛かってくる。

 

◎試合のキーマン(柏レイソル)

ドウグラス

今オフの補強の目玉。“決めきる力”を備えたストライカーであり、正直この選手の出来次第で柏の(少なくとも序盤の)シーズンの調子が決まると言ってもいい。これだけ選手が入れ替わったので攻撃の擦り合わせにはある程度時間が必要と考えるべきだ。個の力で点を取れるドウグラスのエンジンが掛からないと勝つのは難しいだろう。

柏レイソル補強評価

【FW】 評価C

《加入》  

ドウグラス(34) 21試合出場/7得点

・森海渡(21)

・真家英嵩(18)

《退団》

クリスティアーノ(34) 31試合出場/7得点

・瀬川祐輔(28) 18試合出場/2得点

・神谷優太(24) 25試合出場/3得点

 

攻撃陣は大幅に入れ換え。チームに残ったのは夏に加入した武藤雄樹と細谷真大のみ。これだけ“主力”が流出しては厳しい評価にせざるを得ない。確かに今季の成績は振るわなかったものの、昨シーズンの柏はFWが得点に専念できる環境ではなかった。戦術面での整備不足の犠牲になったという側面が強い。

またネルシーニョ続投という“継続路線”を選択しながら既存戦力の慰留に失敗(体制の刷新)したのは疑問符が付く。連携面などの攻撃のクオリティ低下に加え、ハードワークを厭わない3選手の退団は守備面でも影響を及ぼす。攻撃の構築が不得手なネルシーニョでゼロからのスタート、現時点では不安の方が大きい。

一方でドウグラス、森といった本職のCFを獲得できたのはよかった。彼らは得点力もさることながら、前線で体を張ったプレーも出来る。昨シーズンはクリスティアーノや武藤など本職ではない選手で凌いでいた時期も長かったがその問題は解消されるだろう。

 

【MF】評価B

《加入》

小屋松知哉(26) 37試合出場/6得点

・中村慶太(28) 18試合出場/1得点

・加藤匠人(22)

・升掛友護(18)

・土屋巧(18)

《退団》

仲間隼斗(29) 24試合出場/2得点

・ヒシャルジソン(30) 25試合出場/0得点

・イッペイ・シノヅカ(26) 14試合出場/1得点

 

大幅な戦力ダウンは避けられたという印象である。退団した3名の穴は決して小さくないが新加入選手と残留する選手を合わせれば大きなダメージにはならない。ヒシャルジソンについては外国籍枠やコスト削減を考えれば致し方ない退団とも言える。

争奪戦となったであろう小屋松の獲得に成功したのは大きい。サガン鳥栖では左WBからCFなど様々な役割をハイパフォーマンスでこなした。柏でどんなポジションを任されるかはまだわからないが、エース級の活躍を見せてほしい。保持の際の攻撃バリエーションを広げるという意味ではキックの精度の高い中村慶太の獲得も評価できる。基本的には2列目での起用になると思うが、展開力のあるボランチとしての仕事もあるかもしれない。

 

【DF】評価B

《加入》

・岩下航(23) 25試合出場/3得点

田中隼人(18)

《退団》

高橋峻希(31) 19試合出場/0得点

山下達也(34) 2試合出場/0得点

出入りの激しい前線とは打って変わり、DF陣は高橋峻希山下達也と出番の少なかったベテラン2名の退団に留まった。新加入もプロ2年目の岩下と高卒ルーキーの田中のみ。基本的なメンバーは変えず、若返りを図った形になった。

大南の右SB起用、古賀のCB起用が増えたことで右は人材過剰、左は更に手薄になっていた。熊本で左WBのレギュラーを掴んでいた岩下の獲得は評価できる。昨シーズンルヴァン杯を経験してる田中隼人もプレー強度には問題ないだろう。

 

【GK】評価B 

《加入》

・猿田遥己(22) 出場試合無し

《退団》

・滝本晴彦 (24) 出場試合無し

 

2020年にセカンドGKの座を掴んだ滝本だが21年はメンバー入りすらほとんど無かった。年齢を考えると出場機会を得るための移籍は妥当だろう。空いた穴には横浜FCにレンタル移籍していた猿田が復帰。基本は正守護神をキムスンギュが、セカンドGKを佐々木が務めることになるだろう。

2022年の展望(柏レイソル)

まずは柏レイソルのオフの入替をおさらい。
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前線のメンバーは大きく入れ替え。大黒柱のクリスティアーノを筆頭に瀬川祐輔や神谷優太、仲間隼斗などネルシーニョ体制下でも出番を得ていた中堅~ベテランの選手が一斉に退団した。逆にDFラインは主力の慰留に成功。

 

来季の柏のサッカーはブロックを敷き、早いカウンター主体となると予想。


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昨シーズンの終盤は4バックを試す試合が多かったが、編成を見る限り基本は3バックか。4バックを行うにはサイドアタッカーが手薄すぎる。

理想的なゲームモデルは2021シーズン22節の鹿島戦のような試合か。中盤の底で引っ掛けて、一気に相手のゴールまで持っていく。

 

多少キツい体勢でも抜群の身体能力でゴールにたたき込めるドウグラス、スピードと万能性を持つ小屋松知哉、精度の高いキックを持つ中村慶太ら3人は手数を掛けずに攻めるサッカーでも大きな力になってくれるだろう。新戦力と現主力のフィットが上手くいけばそこそこ闘えるようにはなるはずだ。

 

しかし中堅~ベテランの主力がゴッソリ抜けた事で攻撃陣の層は明らかに薄くなった。出来れば即戦力級の中堅をもう少し確保しておきたかったところだが、これ以上の補強は無さそうだ。若手の成長が無いと息切れや手詰まりが目立つシーズンになるのは必至。

 

そしてもう一つの懸念がネルシーニョの手腕。昨年のように「実際の試合内容とコメントの乖離が激しい」「主力選手の不自然すぎる退団」「スカウティング不足の露呈」といったモノが多いと個人的には応援できなくなる。新シーズンで変わった姿が見られればいいのだが…。

ネルシーニョの続投は逆に正解かもって話

柏レイソルはここまで仲間隼斗、神谷優太の退団が発表され、クリスティアーノにも長崎移籍の噂が出てきた。瀧川社長は30周年記念への挨拶で厳しい経営状況と経営のスリム化について述べており、柏にとっては苦しいオフになる可能性が高い。攻撃陣についてはガラッと刷新されそうな気配である。

 

ここまで難しい状況だとむしろネルシーニョ続投も間違いではないように思えてくる。ネルシーニョのサッカーはハッキリ言って面白くないし、今後への可能性も感じない。明確なビジョンや魅力的なサッカーが出来ないと有力選手を連れてくるのも難しくなる。ネルシーニョで強くなろうという考えなら勘弁して貰いたいのが本音である。

だが仮にネルシーニョを切ったとしても攻撃陣の入れ換え(流出)が避けられないならどうだろうか。ガッタガタの状態で新しい挑戦を試みるのは失敗のリスクも大きい。そして経営が厳しい状態でJ2に降格した場合、2018年や2010年のようにスンナリと昇格とは行かないだろう。フロントも今はリターンよりリスクヘッジを重要視しているように思う。

 

ネルシーニョはリアリストだ。理想は理想と割り切り、手堅く勝つことを好むタイプである。たとえ停滞のように見えても監督としての勝負強さに賭け、来季を地固めのシーズンにするのならネルシーニョはある意味適任ではある。

今オフはDF陣の慰留により注力し、経営状況の改善を図る。そして地に足がついてから新たな挑戦に打って出る、フロントはこのような展望なのかもしれない。

 

これでDF陣にも主力流出があるとさすがにヤバくなるが、ここまで古賀太陽や高橋祐治、上島拓巳や大南拓磨等、来季の主軸候補達にこれといった情報はない。彼らが残ればネルシーニョのやり方を知っているため、守備の安定性はある程度期待できる。

 

もちろん違約金がネックとなって解任出来ないって可能性もある。だが違約金を払って現有戦力の更なる流出を招くのだけは避ける必要がある。憶測にはなってしまうが、現状を少しでも前向きに考えるお手伝いになったら幸いです。

2021年の振り返り

柏レイソルの2021年は勝ち点41 12勝5分21敗 20チーム中15位という成績で終えた。開幕前からオルンガのカタール移籍によって攻撃力の低下が懸念されたが、それ以外の戦力は軒並み残留。シーズン開幕後にはアンジェロッティやペドロハウルの獲得もあってそこまで酷い評価はされていなかった。

 

ネルシーニョの理想と柏の現実

ネルシーニョは常々「良い守備から良い攻撃」というフレーズを用いる。集中力を保った守備でまずはボールを奪い、手数を掛けずに攻撃に繋げる。そのベースは変えずに今季のテーマはオルンガ1人で完結させていた攻撃により人数を掛けていくことを目指した。第2節の湘南戦の2点目、ヒシャルジソンや椎橋が絡んで取った呉屋のゴールなどはネルシーニョが狙いとしていた“理想の形”だったのだろう。

https://youtu.be/V1FMIZeCfRU

 

しかし当然ながらボールを失った相手がカウンターを警戒しないわけがない。まして柏は昨シーズンカウンターで勝ちを積み上げたチーム、相手ゴールへの最短ルートにいるCFにチェックが入るのは自明の理だった。普通ならここでボールを保持しながら落ち着いて攻める箇所を探すのだが、それまでのスタンダードを意識するあまり柏はやみくもにボールを蹴ってしまう。個人の技術もあるが、それ以上にどう攻めるかの共通理解が欠けていたのだ。

 

そして得点が取れなくなると当然守備にも影響が出てくる。DFラインを高くしてボールの奪取地点(カウンターの開始地点)を高くしたものの背後を突かれるパターンやCBとCBの間、CBとボランチの間を使われて失点というパターンが多くなった。昨年はオルンガの存在からDFに人数を使えたのだが得点不足と安定しない守備によって程よいバランスが見つからなかった。

 

そこでネルシーニョは守備の安定を第一に考え5-4-1を採用。ポゼッション時の共通理解を深めるのではなく守備に人数を掛ける“負けない”サッカーを選択した。受け身の時間が長くなるので安心感は無いが“どんな形でも1点取れば勝てる”雰囲気が作られた。追い風となるようにペドロハウルなど助っ人外国人も合流。しかしペドロハウルは合流後まもなく肩の負傷で戦線離脱。また徳島戦の5得点解消から一転、仙台戦では0-1で敗戦。

わずかに積み上がっただけの手応えと自信、戦術兵器となる助っ人の離脱で再びチームは自分達の“形”を見失ってしまう。5月の公式戦8試合は3分5敗の未勝利で終わった。

 

10番の退団 中断直前に見えた光

6月に入ってから柏の攻撃を牽引してきた10番の名前が無くなる。独力でチャンスメイクが担える江坂の離脱によって柏は再び攻撃の拠り所を失うハメに。日本代表の穴など簡単に埋まるはずもなく、6,7月も苦戦。それでも湘南戦でペドロハウルが戻ってきたことで攻撃力は上昇。さらに鹿島戦では奪ってからのカウンターが冴えた。中断直前に光が見えた。

 

まあその中断期間では江坂任及び酒井宏樹浦和レッズ移籍によって柏サポーターのメンタルはゴリッゴリに削られたが。

 

中断期間明けの立て直し

中断期間明けの柏はそれまでが嘘かのように勝ち点を稼いでいく。28節のFC東京戦までの6試合を4勝1分1敗という好成績で駆け抜けた。しかし9月21日に突如ペドロハウルのメキシコ移籍が発表される。直前の広島戦を0-3で落とした柏にとって追い打ちともいえる移籍だった。

 

4バックへの挑戦

ペドロハウルが正式にチームを離れてからのガンバ戦、ネルシーニョは4バックにトライする。前線でのキープ、決定的な仕事を両立できるタレントが完全にいなくなったことでどこかで時間を作る必要があったのだ。ガンバ戦こそセットプレー2発に沈んだものの、仙台戦、清水戦では保持の時間を長くしつつ直接対決で勝ち点を得ることに成功。そして35節のセレッソ戦に勝ちきり柏は残留を果たした。一方で「来季へのベース作り」と定めた36節~38節の3試合では勝利を挙げられず。布陣も4バックと3バックを併用したこともあって戦術も一貫せず、来季への期待値を高めることには失敗した。

 

来年での巻き返しのために 

柏に必要なのは意思疎通の徹底

ポゼッションをやるにしてもカウンターを磨くにしても必要なのはピッチ上での“迷い”を無くすことだ。相手の出方を見て判断できれば理想的だが、現実はそんな簡単にはいかない。スカウティングを徹底し、どこで奪ってどこから攻撃に繋げていくか。ネルシーニョに求めるのはその整備向上だ。CFの層の薄さはオフの補強で解消するだけ。

低調なシーズンを終えてなお続投を決めた以上、来年は何が何でも結果が求められる。

「これが俺たちの応援する柏レイソルだ!」

そんな柏が来年こそ観たい。

 

#レイソルにおいでよ

以前までTwitterでやってきた #レイソルにおいでよ シリーズですが、この冬はブログでまとめて予想する形にしようと思います。

ネルシーニョ続投でまあ、どんな選手が合いそうかという予想はしやすいので…。

 

うん、オフの補強に期待しましょう。

 

クレーベ(横浜FC)

31歳/187cm

サイドからのクロスにヘディングで合わせるゴールパターンを最も得意としているパワー型CF。187cmの長身でハイボールにも強く、屈強なフィジカルによるポストプレーも持ち味。とにもかくにも柏に必要なのはボックス内で強さを発揮するストライカー、Jクラブからの獲得になるので渡航制限の影響も最小限に抑えられる。今季横浜FCに加入したものの、クラブが夏に大型補強を行った影響を受けて後半はほぼ出番無し。横浜FCのJ2降格も考えると獲得のハードルはそこまで高くないだろう。

 

渡邊泰基(ツエーゲン金沢) 

22歳/180cm

金沢で主力を担っている左SB。左利きだが今季は右足で2点取っておりその内の1点はカットインから叩き込んだ形。運動量や球際など守備面で定評のある選手。180cmとサイズのあるSBなのでネルシーニョの好みにも合う。

柏の左SBは三丸に負担が集中、古賀も来年はCBでの起用が主になると思うので左SB(左WB)は補強必須、年齢的にも三丸(28)と大嶽(19)の間くらいなのでちょうどいい。

 

中原輝(モンテディオ山形)

25歳/169cm

右サイドを主戦場とする左利きのアタッカー。魅力は左足から繰り出される強烈なシュート、中に斬り込むだけでなく縦に行くこともできるJ2有数のドリブラー。セットプレーのキッカーも出来る。純粋なサイドアタッカー、そして左利きの攻撃的選手は今の柏にはいない。1vs1で打開できる選手は攻撃が詰まりがちな今の柏に欲しい。

 

池田廉(FC琉球)

24歳/177cm

大卒2年目のOMF。FC琉球では主にトップ下でプレー、今季はここまで6得点。攻撃に推進力をもたらし、前線と後方のリンクマンとなれる。また守備の強度も高く相手のボールの出しどころにもしっかりとケアが出来る。江坂が抜けてトップ下の本命がいない中その役割を担えそうな存在。千葉県出身で習志野高校育ち。地元のJ1に凱旋してほしい。

 

カルリーニョス・ジュニオ(清水エスパルス)

27歳/174cm

一瞬のスピードが魅力の万能アタッカー。もともとはWGを本職としていたが清水ではCFで起用される試合も多かった。ドリブルで相手を躱すことも出来るし、味方との連携に絡むことも出来る。昨年は相手によってシステムが変わりがちな柏だがどのシステムにも適応可能なのは大きい。

 

小田逸稀(ジェフ千葉)

23歳/173cm

2020年は町田、2021年は千葉で武者修行。保有権は鹿島が持っている。左右どちらのサイドでもプレーが可能なSB兼WB。町田では右SB、千葉では左WBでプレーしている。長身ではないが空間認識能力が高くヘディングはめっぽう上手い。鹿島では同年代の常本が台頭、獲得のチャンスはあると思う。

右も左もこなせる万能性は魅力であり、柏の課題であるセットプレーでの得点の少なさを解消しうる人材だ。鹿島では同年代の常本が台頭、獲得のチャンスはあると思う。

 

金子大毅(浦和レッズ)

23歳/177cm

今季湘南から浦和に移籍したもののここまでは357分の出場(先発は3試合)に留まる。球際の強さを活かしたボールハントや広範囲をカバーする走力はあるが繋ぎや攻撃面に課題があり序列は高くない。しかし中央で引っ掛けてカウンターが主体の柏なら保持が主体の浦和より持ち味が出やすいはず。最近は浦和とのやり取り多いのでもしかしたら、市船出身で千葉県にも縁がある。